1月17日「ひょうご安全の日」丹波地域のつどい 

兵庫県も29年前の1月17日に阪神淡路大震災が発生しました。この震災の経験と教訓を継承するとともに、将来への災害への備えの一層の充実を図るために、子どもたちが地域の皆様等と連携しながら学習をする目的で、「ひょうご安全の日」丹波地域のつどいが行われました。
起震車体験をはじめ、市防災士会には水消火器で放水訓練を、自衛隊には炊き出し等の被災地での活動の紹介を、震災・学校支援チームEARTHには防災クイズを、
消防団は放水訓練を見せていただいたり、警察は白バイに乗せていただいたり等関係機関の皆さんにお世話になり、地域の皆さんとともに防災学習をさせていただきました。
子どもたちにとって一番印象に残ったことは、起震車での地震体験でした。南海トラフによる地震が起きたときに想定される揺れを体験しましたが、あまりの揺れに
横にいる教師にしがみつく子、低い姿勢を取りながら叫ぶ子等、とっさに自分の身を守ることの難しさを知りました。
防災学習後は体育館において「ひょうご安全の日丹波地域のつどい」が行われました。阪神・淡路や能登半島地震でなくなられた方のご冥福を祈り黙祷を捧げたあと、丹波県民局の副局長様から、備えることの大切さについてのお話がありました。また、参加者で復興を願う「しあわせ運べるように」を歌ったり、6年生の6人が「ひょうご安全の日宣言」を読み上げ、命を守る減災を進めていくことを誓いました。
最後にEARTH隊員の古市小学校の上山先生から、被災地となった学校の様子や当たり前の毎日の大切さについて講話をしていただきました。                 ご参加いただきました保護者・地域の皆様ありがとうございました。      

今回のように、学校園では様々な災害に備え学びを深めていますが、いざというときに子どもたちが最善の行動がとれるように今後も自己安全管理の意識を高めていきたいと考えています。