2月25日、講師に細見さんをお迎えして黒豆を使った調理実習をしました。黒豆は12月に収穫したものを使いました。黒豆茶、黒豆ずし、黒豆ハンバーグ、黒豆味噌を使った具だくさんのお味噌汁を作りました。子どもたちは黒豆を使った料理がこんなにたくさんあることを知ってビックリしました。ひとり分ずつ小分けにされたハンバーグの種をこねたり、包丁で材料を切るなど、安全に気をつけながら楽しく作ることができました。そして美味しく昼食としていただくことができました。
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学校園だより「北っ子だより」令和7年2月号
2月14日 幼稚園生活発表会
2月14日は幼稚園の生活発表会でした。それぞれのクラスのお話遊びの様子を発表しました。多くの保護者・地域の方にお越しいただきました。ありがとうございました。
たんぽぽ組は「おむずびころりん」のお話遊びでした。木こりのおじいさんがお昼に食べているおむすびを、ころころ転がしてしまい、ネズミの棲む穴の中に入っていくようすがおもしろく、そのあとネズミとおじいさんがなかよく遊んだりお餅つきをしたりというお話です。それぞれがおじいさん役、おばあさん役、ネズミ役になりきって楽しく演じることができました。練習が始まった頃は「どうなるかな?」と少し心配でしたが、担任も声を枯らすくらいの奮闘ぶりで、日を重ねるにつれて、上手になる様子がわかりました。本番はとっても上手でした!!!
すみれ組は「7ひきのねこ」のお話遊びでした。草山のえらいねこに教えてもらって、海へ大きな魚を捕まえに、身体を鍛えたりしながらも冒険の旅をする・・・というお話でした。当日は一人欠席だったため、台詞もカバーしながら演じることができるのはさすがでした。本番までには、小学校の1・2年生に見てもらったり、小学校職員に見てもらったりで度胸を付けていきました。人に見てもらうと張り切りすぎて、落ち着きがなくなってしまうところは玉に瑕でしたが、本番はさすがにきっちりと仕上げることができました。
どちらのクラスも、きっとお家でいっぱい褒めてもらえたことと思います。
2月3日・4日 鬼登場!
幼稚園では、前日が節分だった2月3日に、遊戯室で子どもたちが豆まきをしていました。そこに赤鬼と青鬼が大きな足音を立てて登場!
「悪い子はいないか!」と遊戯室に入ってきた2人の鬼に、全員びっくりして先生にしがみつき泣き出す子ども多数。先生に促され、慌てて新聞紙でつくった豆を投げつけ始めました。あまりにも泣き声が大きかったので鬼は静かに退場して行きました。
その後の給食の時間では、静かに、しっかりと最後まで食べきる子どもが多かったとか。「鬼は外、福は内」と豆まきをしたので、みんなにいっぱい福が入り込んでくるでしょう。
3日は小学校は振替休業日だったので、4日の1校時に1・2年生の音楽の授業中に青鬼が登場!逃げまどう子、冷静に「○○先生やで」という子、幼稚園より大人な対応が見られました。
幼稚園の方は子どもたちが先生にしがみつきすぎていて、うまく写真が撮れなかったようです。(それぐらい迫力のある赤鬼と青鬼でした!)
幼稚園の皆さんへ ところで赤鬼さんと青鬼さんはだれだったでしょうか?
2月1日 小学校学習発表会
2月1日(土)に学習発表会を行いました。寒い中ではありましたが、保護者だけでなく多くの地域の方にご参観いただきました。ありがとうございました。
1・2年生は「草山となかよし ~はるなつあきふゆとむかしばなし~」は、4月から今日までの国語科や生活科の時間の学びの集大成でした。生活科で栽培した野菜のこと、草山の自然を使って遊んだ幼稚園との交流のこと、1年生は自分でつくった「いちごたろう」「かきたろう」「たくわんひめ」のお話しを披露してくれました。2年生は桑原と川阪のおじぞうさんのお話しを、地域の皆さんから聞き取ったことを発表しました。3つの発表の中で一番少ない6人での発表でしたが、たくさんの台詞をしっかりと覚え、大きな声ではっきりと発表することができました。これからもその良さを忘れずに大きく成長していってほしいと願っています。
3・4年生の「ふしぎな黒豆」は、総合的な学習の一環として細見さんに黒豆栽培のこと、種まきから黒豆の収穫まで多くの体験や学習をお世話になりました。この体験から黒豆のお話についての劇を発表しました。昔の人になりきって、いろいろな聞き慣れない難しい言葉もありましたが、しっかりと身振りを付けて台詞を言うことができました。黒豆は草山だけでなく丹波篠山の有名な特産物です。大きく育てるのにはたくさんの苦労があることを知りました。大人になったら、栽培する人もいるでしょう。みんなの力で大切な特産物を守り育ててほしいと思っています。
5・6年生の「北小トイレバリアレンジャー~ちょっとだけ改造!! ちょっとだけビフォーアフター~」は、4月に担任が「プロフェッショナルをすべての学校に」というキャリア教育の一環として企業と学校を繋ぎ授業をする取り組みに応募したところ見事当選し、実際にオープンスクールの日に保護者の皆さんにも見てもらいながら遠隔授業を行いました。このとき草山地区の公衆トイレの提案を考えたのをきっかけに、学校のトイレについてもっと使いやすくする方法について学びを深めていったことについての発表でした。さすが上級生らしく、発表を自分たちで高める姿も見え、日に日によくなっていくことがわかりましたし、学校設備をより良くするのは校長の仕事ですが、よく考えて、それを形にしてくれたことは5・6年生の皆さんに心から感謝したいと思います。最後にビフォーアフターのテーマ曲にリコーダーで取り組んだことも良かったです。担任がピアノ伴奏に取り組んだことで、より子どもたちも力が入った様子がよく分かりました。
この時期に学習発表会をしたことで、1年間の学びの集大成としての発表をすることができました。子どもたちの学びは地域の皆さんのお力添えがあって成り立っていることに改めて気付くことができました。これからも地域に愛される学校として、教育を進めていきたいと考えています。今後ともどうぞご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。