2月1日 小学校学習発表会

2月1日(土)に学習発表会を行いました。寒い中ではありましたが、保護者だけでなく多くの地域の方にご参観いただきました。ありがとうございました。

1・2年生は「草山となかよし ~はるなつあきふゆとむかしばなし~」は、4月から今日までの国語科や生活科の時間の学びの集大成でした。生活科で栽培した野菜のこと、草山の自然を使って遊んだ幼稚園との交流のこと、1年生は自分でつくった「いちごたろう」「かきたろう」「たくわんひめ」のお話しを披露してくれました。2年生は桑原と川阪のおじぞうさんのお話しを、地域の皆さんから聞き取ったことを発表しました。3つの発表の中で一番少ない6人での発表でしたが、たくさんの台詞をしっかりと覚え、大きな声ではっきりと発表することができました。これからもその良さを忘れずに大きく成長していってほしいと願っています。

3・4年生の「ふしぎな黒豆」は、総合的な学習の一環として細見さんに黒豆栽培のこと、種まきから黒豆の収穫まで多くの体験や学習をお世話になりました。この体験から黒豆のお話についての劇を発表しました。昔の人になりきって、いろいろな聞き慣れない難しい言葉もありましたが、しっかりと身振りを付けて台詞を言うことができました。黒豆は草山だけでなく丹波篠山の有名な特産物です。大きく育てるのにはたくさんの苦労があることを知りました。大人になったら、栽培する人もいるでしょう。みんなの力で大切な特産物を守り育ててほしいと思っています。

5・6年生の「北小トイレバリアレンジャー~ちょっとだけ改造!! ちょっとだけビフォーアフター~」は、4月に担任が「プロフェッショナルをすべての学校に」というキャリア教育の一環として企業と学校を繋ぎ授業をする取り組みに応募したところ見事当選し、実際にオープンスクールの日に保護者の皆さんにも見てもらいながら遠隔授業を行いました。このとき草山地区の公衆トイレの提案を考えたのをきっかけに、学校のトイレについてもっと使いやすくする方法について学びを深めていったことについての発表でした。さすが上級生らしく、発表を自分たちで高める姿も見え、日に日によくなっていくことがわかりましたし、学校設備をより良くするのは校長の仕事ですが、よく考えて、それを形にしてくれたことは5・6年生の皆さんに心から感謝したいと思います。最後にビフォーアフターのテーマ曲にリコーダーで取り組んだことも良かったです。担任がピアノ伴奏に取り組んだことで、より子どもたちも力が入った様子がよく分かりました。

この時期に学習発表会をしたことで、1年間の学びの集大成としての発表をすることができました。子どもたちの学びは地域の皆さんのお力添えがあって成り立っていることに改めて気付くことができました。これからも地域に愛される学校として、教育を進めていきたいと考えています。今後ともどうぞご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。